←具体的な治療方法にもどる
←腰が楽に曲がるにもどる

腰が楽に曲がるⅡ

前回簡単に腰が曲がりやすくなる方法を試しました。

実際に楽になった方もいたと思います。

そして今回はちょっと難しい話ですがその理由についてです。
整体のお仕事をされている方などは興味のある内容かも知れません。
一般の方もよかったら読んでみて下さい。

腰を曲げたり伸ばしたりする時は、
腰はもちろん動いているのですが、実は・・・
それを支えているのが足なのです。

この足が上手に支えてくれると腰は楽に動けるのですが
足が何らかの理由で十分に支えられないと
腰はぎこちない動きになってしまいます。

腰痛 足首

例えば腰を前に曲げる時は足の指にグーーーっと力が
かかっていきます。
そうすると足の指はそれを支えようとして
さらに力を入れるのですが
この時に足の指や足首にズレなどがあると
十分に力が入らずに支えられないのです。

そうすると腰はこれ以上曲げてはいけないと判断して
曲げるのを止めてしまうのです。

同じように腰をそらす時はかかとにジワーーーっと
体重がかかっていきます。

この時も関節にズレやゆがみがあると支えられずに
腰のそらすのをやめてしまいます。

ここで無理に曲げようとすると腰に負担がかかって
腰痛を増強してしまいます。
ご注意を!!

じゃあなぜ?「つま先立ち」や「かかと立ち」での足踏みを
すると腰が曲げやすくなったのかと言いますと

☆つま先立ちでの足踏みは実は足の指の働きをよくする体操なんです☆

だからこの体操をすると足の指の働きが良くなって
しっかりと体重を支えられるようになります。

特に腰を前に曲げる時に効果を発揮します。

今度はかかと立ちでの足踏みです。
☆これはかかとの働きを良くする体操だったのです☆

だから腰を後ろにそらす時に、かかとに体重が
載ってくるのを支えやすくなったのです。
腰がもっとそらしても大丈夫だと判断して
(本当は脳が判断しているのかも)そらし易くなったのです。

もっと腰を楽にしようと思えば

足の指や足首の関節をよーくみてズレがあればそれを
正しい方向に修正してやれば、もっと踏ん張りやすく
なります。
腰がさらに楽になります。

このように足の踏ん張りやすさが腰の動きに大きく
影響を与えているのです。

つまり足の関節にズレがあれば腰痛の原因にもなるということです。

今回は腰が楽に曲がる方法でしたが
肩が挙がりやすくなるのも、首が回りやすくなるのも
同じ理屈がいえます。

近いうちに機会があったら書きたいと思います。

もし興味のある方はそれまでに考えてみてくださいね。

↑ページのトップへ
←直前のページへ戻る