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21世紀型頭痛・肩こり

自律神経が頭痛・肩こりの原因?!

整体に来られる方で
頭痛・肩こりの方は非常に多いのですが
ここ数年その原因に大きな変化があるように
思われます。

私が施術を始めた10年ほど前は
頭痛・肩こりの施術と言えば
首や脊柱・骨盤のゆがみをみてそれを修正するという
ものでした。
症状のひどい人であればさらに足首なども
調整すれば痛みが楽になることが多く見られました。

施術に来られる方の体を見させてもらうと
ゆがみがあり分かり易かったのです。

ところが、ところが・・・・

先ほども書きましたが
ここ数年で
これらの事が変わってきているのです。

頭痛・肩こりで施術に来られても

骨格のゆがみがあまりないにも関わらず
症状が非常に重いのです。

もちろん施術はゆがみを修正するところから
入りますが、ゆがみを修正してもはっきりとした
爽快感が得られないという
感じなのです。

そのような事が増えてきましたので
私もその原因を知りたくて
来られる方に
症状だけでなくヒントになるようなことを
聞く様にしました。

そうすると

ある共通の「原因」がみえて
来たのです。

それでその原因らしきものに
アプローチを始めたところ
その方たちの症状が楽になり始めたのです。

その「原因」が何かと言いますと
自律神経」だったのです。

自律神経とは一度は聞いたことが
あるとは思うのですが

詳しい事を知っているかたは少ないと
思います。

簡単に言いますと
私たちが意識しなくても体は
勝手に動いてくれています。

息をしたり食べ物を消化したり汗をかいたり
そんな
体を維持してくれているのが自律神経なのです。

一方手を動かしたり走ったりするのは
自分で意識して行うので運動神経などから成り立って
います。

さてその自律神経ですが
2種類ありまして「交感神経」と言って
戦ったり、頑張って働いたりする時に使う神経と、
「副交感神経」と言ってリラクッスしたり、落ち着いたり
する時に使う神経です。

この二つがバランスを取って
頑張ったり、リラックスしたりして体を
正常に保っているのです。

ところが、ところが

これらのバランスが崩れると
体は悲鳴をあげて頭痛・肩こりとして
現れてくるようなのです。

腰痛などもこれから来ている方が
最近は増えてきています。

なぜここ数年でこの自律神経の乱れが
増えてきたのか考えてみますと、
景気低迷やストレス社会、不規則な生活、食生活の変化、パソコンの普及など
があると思われます。

これらの原因から来る頭痛・肩こり
今までにあまり見られなかったものですが
これからはますます増えてきそうです。

そんな意味からも
わたしは勝手に
21世紀型頭痛・肩こり」と呼んでいます。

では具体的にどのような症状があると
自律神経の
乱れが疑われるのかを
次回「21世紀型頭痛・肩こりⅡ」で
載せたいと思います。

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