不妊、ホルモン剤はどの時期にどのようなものを飲むのか?|和歌山市 海南市 下津町 不妊専門整体りらく亭




今、不妊外来に行ってホルモン剤を飲んでいる。

その時に何のホルモン剤をなんのために
飲んでいるのかが良く分からないという方も
います。

これを飲んでおいてと言われて
飲んでいる。

なんとなくは説明を受けたが
十分理解しているわけではない。

そのような方は少なくはありません。

その場合低温期に飲んでいるのか
高温期に飲んでいるのかで
自分のどこが問題で
この薬を飲んでいるかという事が
見当が付きます。

そうしますと
そこに対して体質改善
していくと薬の効果プラス
自力での底上げができるので
より妊娠に近づきやすいのですね。

ではご説明させて頂きますね。



(ホルモン剤どの時期にどのようなものを何の目的で飲むのか?)

大きく分けてホルモン剤には低温期に飲むものと
高温期に飲むものがあります。

本日は低温期に飲むものについてご紹介しますね。

低温期とは生理から排卵までを言います。

この時期は卵子を育てる時期です。

つまり簡単位いうとこの時期にホルモン剤を
飲んでいる方は卵子の育ちが思わしくない
ということです!

言われてみると
な~んだそんなことか!

となるのですが案外
それを分かって飲んでいる事は
少ないかもしれません。

生理が終わると約2週間後の排卵に備えて
卵子を育て始めます。

この時に卵子を育てなさいと言いうホルモンが
脳(下垂体)から出ます。

このホルモンが「卵胞刺激ホルモン」です。

これがきっちりと脳から出て血液に乗って
卵巣に届きます。

そして卵巣もそれに対して十分な反応を示すと
いい卵胞(卵子が入っている袋)が育ちます。

その卵胞が大きくなるにしたがって
内膜(子宮の中で受精卵が着床するベッドの役割)を育てます。

この内膜を育てるホルモン「エストロゲン」を卵胞が出します。

また卵胞が大きくなると
「もう順調に育ってきたから脳から卵胞刺激ホルモンはそんなに
出さなくていい」という指令を脳に向かって出します。

そして卵胞刺激ホルモンは減っていきます。

減っていくと卵巣の中で育ってきていた数個の卵胞は
(卵胞は初めは数個が育ってきているのです)
今までたくさんの卵胞刺激ホルモンが来ていたので
数個みんな育っていたのが、育たなくなり
選りすぐられた1個が勝ち残って排卵を迎えます。

この様に低温期は選りすぐられた1個の卵子をそだてる
ように活動している時期なのです。

つまり
脳からは卵胞刺激ホルモンが
卵胞からはエストロゲンが出ます。

卵胞刺激ホルモンは卵を育てます。
エストロゲンは内膜を育てます。

ですから低温期でお薬を飲まれている方は
2つのホルモンのどこかに薬で
補ってあげないといけない部分があるのです。

(もちろんほかにも原因があるのですが、ここでは代表的な事について言いますね)

じゃあこれが分かると整体では
どうするかと言いますと

卵胞刺激ホルモンが足らない場合は
そもそもストレスなどで出にくくなっている場合は
自律神経の緊張を取る。

卵胞刺激ホルモンが出ていても
作用が弱い場合は
血流が良くないので十分卵巣まで届かない。

卵巣自身の働き、機能が低下している。

などがあるのでどんどん血流改善を行って行きます。

エストロゲンの場合も同様にやっていきます。

この様にいまお飲みの薬が分かるだけでも
あなたの不妊の原因が見えてきますし
今何をしていくのかもわかってきやすいです。

もし今妊活でお悩みでしたら
当院にお気軽にご相談下さいね。

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