多嚢胞性卵巣の方はどうしてAMHの数値が高くなるの?橋本市 岩出市 かつらぎ町 不妊ケア整体りらく亭
多嚢胞性卵巣の方でAMHが高いと言われた。
逆に30代後半から40代の方でAMHが低いと言われた。
この様な事があります。
そしてAMHは卵子の残りの数を表している
なんて言われたりもします。
ところが一般の方はAMHなんて言われても
何のことか分からないということが
ほとんどです。
本日は少し専門的になるのですが
知っておくとすご~く役に立つかも
しれない情報なのでご説明させて
頂きます。
そもそもAMHとは何か?
これは
卵巣の中心部に原始卵胞と言う卵子の元があります。
この卵子の元が100~120日くらいかけて育ってきます。
初めは卵巣の中心部にあるのですがだんだん外に向かって
移動して来ます。
これは1個が育ってくるのではなくいくつか同時に
育ってきます。
人によってたくさんの方もいれば少ない方も
います。
そしてこの卵子たちが
外に移動する途中のある部分に来ると
AHMというホルモンを出します。
この途中のある時期にAHMと言うホルモンを出すのです。
そのためAMHと言うのは卵子たちが中心から
育ってくる時にたくさん育ってきていれば高くなるし
少なければ低くなります。
そのため40くらいになると育って来る卵子の数が少ないので
AMHが低くなり、残りの卵子の数が少ないと言われたりします。
一方、多嚢胞性卵巣の方ではなぜ高くなるのか?
それは多嚢胞性卵巣の方は
何らかの理由で排卵が2~3か月に1回とかになります。
そうすると卵子がどんどん卵巣の中にたまっていきます。
その結果中心部から新しく育って来る
卵子が外に移動していけなくなり渋滞します。
どんどん卵子がたまっていくのでAMHの値が
高くなります。
これが多嚢胞性卵巣の方ではAMHが高くなる原因です。
ですからAMHは高くても低くてもあまりよくありません。
妊娠を希望するときは
AMHをできるだけ整えておく必要が
あるのですね。
多嚢胞性卵巣方などは循環を上げて
排卵をしやすくすると
渋滞が減るのでAHMに変化が出やすいです。
当院では多嚢胞性卵巣の方の整体も
行っていますのでお気軽にご相談下さいね。