体外受精をうまくいくためにやっておいた方がいい事、腹式呼吸




体外受精の成功率をアップさせたい。

その時にやっておいた方がいい事があります。

それは複式呼吸です。

これはなぜかといいますと。

体外受精を受けた方にお話しを聞きますと
初回の時はすごく緊張したという方が多いです。

中にはパニック障害のようになったという方もいました。

緊張すると
着床、妊娠率が低下することが考えられます。

それは血流が低下するからです。

緊張すると血管がギューっと縮んでしまいます。
そして子宮内膜の血流が低下します。

この子宮内膜に受精卵を戻しますので
ここの血流が良くないと着床率が下がりやすいのですね。

子宮内膜は血液から作られますので
本来体外受精の時はドンドン血流を良くして
内膜をふかふかのポカポカの状態にしたいです。

ところが緊張すると
まったく逆の状態になってしまいます。

そして子供さんができにくい方の場合
子宮の血流がもともと良くない方が多いので
緊張が入るとよけいに血流低下が発生してしまいます。

ですので体外受精当日に緊張して血流低下を
防ぐうえでも日ごろから腹式呼吸をすると
対策になります。

(腹式呼吸の良い点)
1、自律神経の緊張をやわらげてくれる。
2、子宮内膜の血流低下を防いでくれる。
3、お腹の体温が下がるのを予防してくれる。
4、気持ちが落ち着く。
5、不安感が少なくなる。

などあります。

(腹式呼吸のやり方)
1、椅子に座っても寝てもいいです。
2、まずは軽く息を吐きます。
3、次に鼻から5秒かけてゆっくりと息を吸います。
この時にお腹をふくらませます。
4、吸ったところで1~2秒止めます。
5、次に口からゆっくりと10秒かけて息を吐きます。
この時はお腹をぺちゃんこになるまで息を吐きます。
6、これを10回。
7、毎日2回やります。

この腹式呼吸を普段からできるようにしておくと
体外受精当日に緊張がやわらいで着床率が
上がる事が期待できます。

ぜひやってみて下さい。

分からなければ当院にご相談下さいね。

コメント


認証コード1454

コメントは管理者の承認後に表示されます。