いい卵胞が育ちにくい原因。生理3日目のエストロゲンE2が高い!和歌山県海南市日方 不妊整体りらく亭



いい卵胞が育たずに困っている。

原因は何だろう?

そのような時にいくつか理由がありますが
本日はそのうちの代表的な原因と対策について
ご説明させて頂きます。

特に生理3日目のエストロゲンE2(エストラジオール)が
高いと言われた事のある方についてです。

生理始まってまだ3日目にもかかわらずエストロゲンが
高いと卵胞の育ちが良くない場合が多いです。

これはなぜかというと
脳から卵胞を育てるホルモンの卵胞刺激ホルモン(FSH)が
出にくくなってしまうからです。

FSHが出にくくなるので卵胞の育ちが良くないのですね。

この仕組みについて次にご説明します。

通常卵胞は低温期(生理が始まってから排卵までの期間)に育ちます。

そして排卵すると高温期になります。

高温期では卵巣の中をきれいに掃除します。

実は低温期で卵胞を育てる時に同時に数個から十数個の卵胞が
育ってきています。

でも排卵は1個です。

残りは小さい未成熟なまま排卵されずに卵巣の中に残っています。

それを高温期で排出してしてきれいにします。

そしてきれいな卵巣はまた生理が来て低温期になると新しい
卵胞を育てます。

これが通常の流れです。

そして卵胞が育って来るとエストロゲンE2というホルモンが卵胞から
出ます。

エストロゲンは内膜を厚くしたりする働きがあります。

卵胞がどんどん大きくなるにしたがってエストロゲンもたくさん出ます。

そうしてエストロゲンの量がある一定に増えると
脳はもうこれだけ卵胞が育って来たから卵胞を育てる
卵胞刺激ホルモン(FSH)を出さなくてもいいと
判断して減らします。

そうしてFSHを減らして卵胞の成長をコントロールします。

と言うことは生理3日目くらいだと卵胞はまだ小さいので
エストロゲンは少ないはずです。

ところがこの時期に高い方がいます。

こうなると生理3日目にも関わらず脳は
エストロゲンが高いので卵胞が育ってきたと勘違いして
卵胞刺激ホルモンの放出を少なくしてしまいます。

このため卵胞が育ちにくくなるのですね。

これがみなさまの卵胞が育ちにくい理由です。

ではなぜ生理3日目にエストロゲンが高くなるのか?

これは先ほど高温期で未成熟な卵胞を
排出して卵巣をきれいにすると言いましたが
何らかの理由で排出されずに残る事があります。

残るという事は・・・・、

生理が始まった時にはすでに
卵巣の中にいくつかの卵胞が存在している事になります。

これがエストロゲンを出しているのですね。

その為生理3日目のエストロゲンが高くなる。

本来育つはずの新しい卵胞が育ちにくくなる。

この様になります。

この対策は
高温期にしっかりと代謝を上げたり、
血流を良くします。

そうすると
古い卵胞が排出されるので
卵巣の中はきれいになり
新しい卵胞が育ちやすくなります。

代謝の上げ方などは人によって違うので
詳しくは当院にご相談して頂くといいと思います。

一緒に頑張りましょう!

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