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生活のくせから変える腰痛予防

腰痛は普段の生活から生じるゆがみが蓄積されて出てくることが
あります。

普段行っている動作は無意識に行う事がほとんどですが、
人それぞれクセがあって偏った動きをしていることがあります。

これは言われてみないとほとんど気づかないのです。

試しにゆがみの出やすい動きをやっているかどうかを
調べてみましょうか。

<例> 物を拾う(ひろう)時
まず立った状態から床にある物を拾います。
この時足先20〜30cm先に物があると想定して下さい。
あとは何も意識しないで手で拾ってみて下さい。

物を拾った時の格好を覚えておいて下さいね。

どうでしょう?
右手を伸ばして拾った方が多いと思いますが
この時にどちらかの足が一歩前に出ませんでしたか?

でなかった方はもう少し遠くに物があると思って
もう一度やってみて下さい。

どちらの足が前に出たでしょうか。
右足? 左足?

ここがポイントです。
これをみるとゆがみ易いかどうか分かるのです。

では、言いますね。

どちらがゆがみ易いかと言うと
一般的に言って右手と右足の出る人がゆがみ易い傾向にあります。

ゆがみの出にくい拾いかた:腰痛予防

右手と左足の出る人はゆがみの出る傾向が少ないと言えます。

なぜかと言うと右手、右足だと常に体は左回りにねじることに
なります。これが続くとそちらにゆがみやすく
なってきます。
ところが、右手と左足なら左右の動きでねじれを打ち消す様に
なります。
生活の中のほんのちょっとした事を意識することでゆがみを
予防して腰痛予防につなげられます。

この様な物を拾うなんて事は本当にいつも無意識に行って
いることです。
この無意識に行っているちょっとしたことが長い年月の間に
少しづつたまっていって骨盤や背骨のゆがみを生じさせたり
するようですね。

さらに仕事やスポーツで常に片方の手や足を使う人は特に
要注意です。

例えばテニスをやっている方です。
ラケットをいつも同じ手で振っていて、体も同じ方向にねじることが
多いですからね。
こういう方は準備運動や整理運動の時に左右均等に体を
動かすようにすると予防に役立ちます。

スポーツをやっていない方などはラジオ体操のような簡単な体操で
いいですから左右対称に動かすことを意識してやるといいでしょう。

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