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場所で分かる膝痛(ひざの痛み)

痛みの場所による対処法(膝の痛み)

痛みで困ることは沢山ありますが
その中でも膝痛は日常生活を送る上で
本当に大変な思いをします。

立ったり、歩いたり、階段を上ったり
本当にすべての動作が嫌になってくることが
あります。

それから外出などが減って
活動性が低下するなんてこともあります。

そこで、この膝の痛みですが、

一口に「膝痛」と言っても膝のどこの場所が痛いかによって
対処法が違ってきます。

今回は痛みの場所による膝の見かたと
対処法についてです。

<膝の痛みの場所で分かる痛みのタイプ>

膝の痛みは大きく分けると次の5つのタイプに分かれます。

皆様の痛みがどれに当てはまるか見てくださいね。

①ひざ裏カチカチタイプ

和歌山 膝が痛い

これは次のような特徴があります。
1、膝の裏を押すと痛みがある。(非常に強い時もある)
2、整形外科に行って注射を打ってもらってもあまり効かない。
3、ふくらはぎがむくんでパンパンになっている。
4、足が重くて、だるい。
5、歩いても痛いが安静時も痛みのあることがある。
6、お風呂に入ると楽である。

<対処法>
この様な場合は膝が前にずれていることが多いので
それを戻す方向に修正します




和歌山 膝が痛い

②半月板ゆがみタイプ

・特徴
1、膝のお皿の下を押すとズッキッと痛む!
   特に膝の内側が痛いことが多い。
2、立ち上がりや、歩く時に痛い。
3、階段の昇りや降りる時に痛い。
4、安静にしているとそれほど痛くない。
5、湿布を貼ると気持ちいい
6、膝の前を触ると少し熱っぽい事がある。

<対処法>
半月板の調整を行います。
この場合膝が前後に加えて左右にもずれていることが
あります。
これは手の小指に調整ポイントがありますので
ここの反射を使うこともあります。


和歌山 膝が痛い

③膝のお皿(膝蓋骨)カチカチタイプ

・特徴
1、お皿の周りを押すと痛みが強い。
2、お皿を上下左右に動かしても動きにくい。
  正常であればかなりスムーズに動きます。
3、膝の曲げ伸ばしがやりにくい。
4、正座ができない。
5、膝の周りが腫れている。

<対処法>
この場合膝が前後にずれていることが多いので
それを調整します。
その後膝の周りを押すことによってお皿の動きを出して
いきます。



和歌山 膝痛

④神経からきているタイプ

・特徴
1、膝の内側を押さえると非常に痛い。
  膝関節をはさんで上から下まで線のように痛みが
  続いている。
2、他の部分も痛いが特に内側の部分が痛い。
3、膝に水がたまることがある。
4、膝が熱っぽい。
5、お風呂に入ると気持ちいい。
6、歩いたり、立ったりすると痛い。
7、膝を曲げようと思えば曲げることができる。

<対処法>
ここの部分は伏在神経(ふくざいしんけい)という
神経の通り道なのでこの神経を調節します。
押すポイントがあるのでそこを押していきます。

⑤複合タイプ

この複合タイプは
今までの①~④までがいくつか合わさった形で
痛みが出ているタイプです。

実際の施術場面ではこの複合タイプが多く見られます。

これはそれぞれの症状に合わせて施術内容を組み合わせて
行きます。

いかがでしたか?

当てはまる膝の症状はありましたでしょうか?

膝痛と言っても本当に人によって痛む場所も原因も
違います。

それぞれに応じて施術していく事が大切になってきます。