頭痛・肩こりがお腹から？

頭痛・肩こりはりらく亭に来られる方の症状でも
非常に多いもののひとつです。

多くの方は
りらく亭に来られる前に整形外科や
あんま、マッサージなどにいっていることが
多いです。

そこで肩や首をもんでもらっても
その時はよくなるのだけども
またすぐに戻ってしまう事が
あります。

この様な時は頭痛・肩こりの原因が
肩そのものにあることが少なく、
他にあることが多いです！

その一つが
「お腹」です！！

お腹と頭痛・肩こりにどのような関係があるのと
思われるでしょうが非常に密接に結びついています。

頭痛・肩こりがなかなか治らないという方の
お腹がどのようになっているかといいますと
多くの場合は
「冷たく」
「固く」
「動きが悪く」
なっています。

この様にお腹がなっていると
全身に大きな影響を与えるのです。

それは
「呼吸が浅くなる」
ということです。

呼吸が浅くなると
お腹で行う「腹式呼吸」がやりにくくなって
肩や首で行う「胸式呼吸」になってしまいます。

この胸式呼吸は
首や肩まわりの筋肉を使って呼吸をおこなうので
姿勢が肩をすくめたようになります。

常に肩が上に挙がった状態です。
首や肩の筋肉は緊張してちぢこまった形になっています。

さらに呼吸自体が腹式呼吸に比べて浅くなるので
体がゆったりと落ち着いた状態ではなく
緊張の高いピリピリした状態となります。

この様な体の状態では
首や肩の筋肉は常に緊張状態におかれ、
休む暇がなくなってしまいます。

その上、仕事や人間関係などで
ストレスがかかると
さらに緊張が高まるので
余計に肩こり症状が出てきます。

これがお腹が関係する
頭痛・肩こりの状態です！

ここで
そもそもなぜお腹が固くなったかを
考えますと、
お腹が固くなったから首・肩がこったのか
その逆なのかはどちらも相互に関係しているように
思います。

はじめは軽いストレスがきっかけで
お腹が固くなり
肩で息をすることになった。
それが肩こりにつながり全身の緊張が上がった。

この緊張がさらにお腹を固くしていった。
この様に相互に悪循環になったと考えられます。

それが慢性化したのが首・肩こりなのかも知れません。

それでは自分のお腹が固くなっているのか
どうなのかを見分ける方法を
「頭痛・肩こりはお腹から？その２」で紹介します。